3-5歳のお子様が言語を取得する方法を学ぶクラスの2回目を受講して来ました。
全て英語なので、少し大変ですが、アメリカの学生さんとも話せて刺激になります。
さて、今回は3-5歳ではなく、その前の年齢の0-2歳のお子様の言語ラーニングプロセスを多くディスカッションしていきました。
学んだことを下記にまとめています↓
日常的な言葉の刺激
言語習得には、豊富な言葉に日常的に触れることが欠かせません。親やケアギバーが子どもに積極的に話しかけ、物事を説明することで、子どもは自然に語彙を増やしていきます。
何気ない会話や環境にある音や言葉も、幼児の言語発達を助けます。
読み聞かせ
読み聞かせは、幼児が新しい単語を学び、文脈の中で言葉を理解するのに役立ちます。読み聞かせを通じて、語彙が増えるだけでなく、物語や言葉のリズムに触れ、言語感覚を育てることができます。
毎日の読み聞かせは特に効果的で、5歳までに100万語以上の語彙に触れることができるとされています。
ただ、眠る前に必ず読み聞かせをしなければいけないと考え、疲れ切った状態で読み聞かせをすると、自分にもストレスがかかり、楽しいはずの時間がそうでなくなってしまうことがあります。ご自身とお子さんにとって最適なタイミングで行うことが大切です。
繰り返しと正しいモデル
子どもが「telegraphic language」(例: “apple eat”)のような簡略な言葉を使う際、親やケアギバーはその言葉を正しい文法で繰り返すことが推奨されます。
例えば、「Do you want an apple?」と正しい文章で返すことで、子どもは文法や語彙を学びやすくなります。
サインランゲージ
0~3歳のお子様にはサインランゲージ(手話)が有効です。手話を使うことで、言葉を発しなくても自分の気持ちや欲求を表現でき、コミュニケーションのストレスを軽減します。
楽しく言葉に触れる環境
言語習得は遊びや日常の中で自然に行われるのが理想的です。特定の言語レッスンよりも、楽しい活動や会話を通じて、子どもが興味を持ちながら言葉を学べる環境を提供することが大切です。
早期の多言語習得
複数の言語を幼児期から習得することは、脳の言語中枢が最も成長する3歳までの間に特に効果的です。この時期に複数の言語に触れることで、複数の言語を自然に習得する能力が発達します。
本やカタログなどを声に出して読む
本だけでなく、メニューやカタログ、看板など、日常にある文字や言葉に声を出して触れることも言語発達には重要です。
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